ハンドメイドされる方はたくさん生地やレースのストックがあると思います。

特別なことはしていませんが、弊社のレース保管方法をお教えします。

レース用に作って頂いた芯板に巻いています。
外表で。弊社の量産機は1本19.5mですのでしっかり巻けるのですが、2、3mでしたら芯板を小さく切って巻きます。

私たちは、1mでも巻きますが…

ピーンと引っ張って巻くと、柄が伸びきってしまう場合があるので若干ゆるく〜。
(スカラのカーブがまっすぐになっちゃう)
でもシノア(直線の縫い代)があるような片山レースは、強めに巻いてもいいですよ。

弊社の考えではレースの天敵は「空気(酸素)」です!!!!

綿レースもチュールレースもそうですが、何年も経つと黄変してますよね。
レースによって黄変の進み方が違うのですが、製造工程での「溶解」で使用する薬が加工会社でそれぞれだからだと思われます。

黄変しても「アンティーク」みたいでいいという考えの方もいますが、買ったばかりの白度を保ちたい方もいらっしゃいますよね。

太陽光にガンガン当てるのはよくないですが、黒い箱や黒い袋に入れるよりも、空気(酸素)に触れないようにビニール袋(透明でOK)に空気を極力抜いてテープで止めることが一番です。
そして触らないこと。

袋から何回も出し入れすると、たくさん空気(酸素)に触れるので、黄変が早いです。
製品に縫い付けてから袋に入れても、ある程度の時間空気に触れているので黄変が進みます。
それでも空気をしっかり抜いて保管することが大事ですよ!

芯板に巻いてあるレースを外すよりも、外さずに保管する方がやはり黄変速度を遅くさせます。

ビニール袋に空気を抜いてレースを入れ、そしてダンボール等の箱に入れて保管しましょう。

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